福岡市内から車で1時間ほど、糸島市二丈深江にある鎮懐石八幡宮に行ってきました。狭い踏切があるとか道が細いとか、事前にいろいろ聞いていたので正直ちょっと身構えていたんですが、実際に走ってみるとポイントさえ押さえておけば大丈夫でした。駐車場とアクセス周りを中心に、現地で感じたことをまとめておきます。
この神社、名前の由来がなかなか面白くて、神功皇后が安産を祈願して身につけたと伝わる「鎮懐石」から来ているそうです。境内には九州最古とされる万葉歌碑も残っていて、思っていたより歴史のある場所でした。
由緒・見どころ
御祭神は神功皇后・応神天皇・武内宿禰の三柱。社名の由来になっている「鎮懐石」は、神功皇后が懐妊中に安産・出産時期を祈願して身につけたと伝わる二つの石のことです。約1800年前、応神天皇を身ごもったまま戦地へ向かうことになった神功皇后が、この地で石を身につけて出産を遅らせるよう祈願したと伝えられています。無事に宇美で出産したあと、その帰路にこの丘へ石を奉納したのだとか。
この石は「皇子産石」「子産石」とも呼ばれていて、今でも子宝・安産信仰のルーツになっているそうです。

個人的に一番テンションが上がったのが、境内にある「鎮懐石八幡宮万葉歌碑」でした。奈良時代の歌人・山上憶良が鎮懐石を詠んだ歌を刻んだもので、1859年(安政6年)に建てられたそうです。糸島市の有形文化財にも指定されていて、九州最古の万葉歌碑と言われています。『古事記』『日本書紀』『万葉集』にも関連する記述が残っているらしく、想像していたよりずっと由緒ある神社でした。

御利益は子宝・安産をはじめ、御祭神・応神天皇(八幡神)にちなむ勝運・武運・開運・仕事運もあるそうです。境内には猿田彦大神や金毘羅宮も祀られていて、車での旅の安全祈願にも良さそうでした。
絶景ポイント
高台にある神社なので、境内から深江の海がよく見えます。正直、参拝よりこの景色目当てで来ても十分な気がしました。

桜のシーズンには桜・海・夕日が一度に見られるらしいので、次は春にもう一回来てみたいと思っています。
駐車場・運転難易度
車で行くなら一番気にしておきたいのが駐車場です。神社周辺には無料駐車場が3か所、合計で約120台分あります。
- 神社敷地内の参拝者駐車場(約5台):鳥居のすぐ横で、神社まで徒歩0分。社務所前にも4台ほど停められます。ただし大型観光バスは入れません。
- 深江海水浴場駐車場(約15台):神社から歩いて2分くらい。無料ですが未舗装で、公衆トイレはありました。
- 二丈交流体験広場駐車場(約100台):神社から徒歩3分くらい。舗装されていて広いので、迷ったらここに停めるのが一番気楽だと思います。通常8:00〜17:00、7〜9月は8:00〜19:00なので、閉門時間だけ注意してください。
年末年始(12月31日〜1月4日)は二丈交流体験広場駐車場が閉鎖されるので、この時期に行く人は要注意です。
アクセスで一番ハマりやすいのがカーナビでした。「糸島市二丈深江2143-1」で検索するのが正解で、社殿の地番(2310-2)を入れると車が通れない道に案内されることがあるそうです。自分もナビの案内がしっくりこなかったので、公式サイトに載っていた「マルキョウ深江店」を目印にして向かいました。
あと、神社の敷地内駐車場に向かうには「深江インター」交差点付近の狭い踏切を渡る必要があります。実際に通ってみましたが道幅がかなり狭くて、対向車が来たらちょっとドキドキするレベルでした。運転に自信がない人や大きめの車の人は、無理せず国道沿いの駐車場に停めて歩くほうが気が楽だと思います。
周辺のおすすめスポット
海沿いをちょっと散歩するなら深江海水浴場、ナビの目印にもなっている「マルキョウ深江店」でついでに買い物、くらいの感覚でちょうどいいです。同じ糸島エリアには他にも神社が点在しているので、車ならまとめて回ってしまうのも良さそうです。
アクセスメモ
- 所在地:福岡県糸島市二丈深江2143-1
- カーナビ入力:「糸島市二丈深江2143-1」または目印「マルキョウ深江店」
- 駐車場:無料・計3か所約120台(神社敷地内約5台/深江海水浴場約15台/二丈交流体験広場約100台)
- 運転難易度:★★★☆☆(神社直近は狭い踏切・狭い道あり。不安なら徒歩2〜3分の駐車場に停めるのが安心)

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