家具の町として知られる大川市に、白蛇を祀っている神社があると聞いて気になっていたので、車で行ってきました。三宝神社という神社なんですが、これまで紹介してきた糸島の古い神社とはちょっと毛色が違って、境内に入った瞬間から独特の雰囲気があります。
調べてみると、この神社ができたのは1985年(昭和60年)と意外と新しくて、地元の民芸家具製造会社の代表だった佐藤操さんという方が、大川を支えてきた「樹木への感謝」を込めて自宅の敷地内に開いたのが始まりだそうです。ネット上には「古くからの守り神」という書き方をしているサイトもありますが、報道ベースで確認できたのはこちらの由緒なので、この記事ではそちらを採用しています。
由緒・見どころ
祀られているのは樹木大明神・天照大神・白巳金神(白蛇)の3柱で、「三宝」の名前もこの3つの宝から来ているそうです。鳥居をくぐってすぐのところに大きな扁額があって、木の温もりを感じる作りになっていました。

特徴的なのは、なんといっても白蛇の信仰です。2002年頃、境内に突然白蛇が現れたことがきっかけで、以来神様の使いとして飼育するようになったそうです。境内には「白蛇の館」というスペースがあって、実際に白蛇を見ることができます。2024年9月には赤ちゃん白蛇が10匹誕生したというニュースがあって、それをきっかけに参拝者が一気に増えたらしいです。行った日も、白蛇の子どもの写真が飾ってあって、なんだか和みました。

鳥居や神殿には樹齢約500年とされるムクの木が使われているそうで、木工の町・大川らしさを感じるポイントでした。境内には大きな木彫りの観音像や、白蛇を巻きつけた像も並んでいて、地元の職人技が随所に光っています。


樹木大明神と天照大神を祀るお堂。中央には巨大なムクの木の切り株がありました
絶景ポイント
この神社、海や高台の景色があるタイプではないんですが、境内そのものがフォトジェニックでした。特に朝方や夕方に行くと、鳥居越しに光が差し込んで、写真映えする一枚が撮れます。

あと個人的に見応えがあったのが、境内に飾られている木彫りの龍の彫刻です。何体もの龍が絡み合うようなダイナミックな造形で、さすが木工の町だなと感心しました。

駐車場・運転難易度
境内に参拝者用の駐車場があります。現地で見た感じ、そこそこ広くて、30台くらいは停められそうな印象でした。公式な台数発表は見つけられなかったので、あくまで目安として考えてもらえればと思います。料金についても案内は見当たらなかったので、無料かどうかは現地で確認したほうが確実です。
アクセスは国道442号線から神社方面へ入るルートになります。ただ、国道から神社までの最後の区間がかなり細い道で、正直ちょっと不安になりました。曲がるところを見落とさないように、案内板が出てきたらそれに従って進むのがおすすめです。駐車場自体は広かったので、停める場所に困ることはなさそうでした。
公共交通機関の場合は、西鉄バス「三百」バス停から徒歩5〜7分ほどだそうです。
周辺のおすすめスポット
大川市はそもそも家具・木工の町として有名なので、神社の帰りに家具店を覗いてみるのも面白いと思います。三宝神社の境内にある木彫りの像や龍の彫刻を見ていると、この町の木工技術のレベルがなんとなく伝わってくるので、家具に興味がなくてもちょっと寄り道したくなるはずです。
アクセスメモ
- 所在地:福岡県大川市本木室315-1
- 駐車場:境内に参拝者用駐車場あり(現地情報では約30台程度)
- アクセス:国道442号線から神社方面へ。最後の区間は道幅が細いので案内板に従って進むのが安心
- 公共交通機関:西鉄バス「三百」バス停から徒歩約5〜7分
- 運転難易度:★★★☆☆(駐車場は広いが、神社直前の道が細いので初めて行く人は要注意)

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