【福岡市西区】小戸大神宮の無料駐車場と所要時間は?|天照大神が生まれたと伝わる禊の聖地

福岡市西区

福岡市西区の小戸公園の中に、日本神話に出てくる「禊の地」と伝わる神社があると知って、気になって行ってきました。小戸大神宮という神社です。公園の中にあるタイプの神社は今回が初めてで、車を停めてからけっこう歩くことになったので、その辺りも含めてレポートします。

由緒を読んで一番驚いたのが、伊邪那岐命が黄泉の国から戻ったあとに禊を行い、その禊から天照大神や月読命、素戔嗚命などが生まれたとされる「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」が、この辺りだと伝えられていることです。全国の神社で唱えられる祓詞にも出てくる地名なので、神話に詳しくない自分でもちょっとテンションが上がりました。ただし福岡市の案内でも「~と言われています」という書き方をされているので、この記事でもあくまで伝承として紹介します。

由緒・見どころ

御祭神は天照皇大神・手力雄命・栲幡千々姫命の三柱です。かつてこの地には小さな祠があったそうで、1725年(享保10年)に福岡藩6代藩主・黒田継高が社殿を建立したのが今の形の始まりだとか。その後は伊勢神宮の古例にならって、20〜21年ごとに社殿を新しく建て替える式年遷宮も行われていたそうです。

公園の中、木々に囲まれた一の鳥居。太い注連縄が印象的でした

鳥居をくぐって石段を上っていくと、だんだん空気が変わっていく感じがしました。神社の神宝として、海中から引き揚げられたという銅矛が2本伝えられているそうで、海辺の神社らしいエピソードだなと思いました。境内には神功皇后が腰掛けたと伝わる「安産石」もあって、安産祈願の信仰があるそうです。

境内にある小さな社。赤い扉と白い柱のコントラストがきれいでした

「天照大神が実際にここで生まれた」と言い切ってしまうのは違うと思うので、あくまで「そう伝えられている聖地」として捉えるのがちょうどいい距離感な気がします。それでも、こんな身近な場所に神話の舞台があるというのは素直にわくわくしました。

絶景ポイント

小戸大神宮は海辺の公園の中にあるので、正直神社そのものより、たどり着くまでの道のりが一番印象に残りました。松林の中に石段と鳥居が何重にも連なっていて、木漏れ日が差し込む参道は歩いているだけで気持ちが落ち着きます。

石灯籠が並ぶ石段。奥にもうひとつ鳥居が見えて、参道が幾重にも重なっています

松の木々の隙間から見上げた鳥居。空と緑のコントラストがきれいでした

小戸公園自体が海に面した大きな公園なので、参拝のついでに海沿いを散歩するのもおすすめです。天気のいい日に行けたら、もっと気持ちよさそうだなと思いました。

駐車場・運転難易度

小戸大神宮には専用駐車場がなくて、小戸公園の駐車場を利用する形になります。北側・中央合わせて約195台停められる有料駐車場です。料金は最初の15分無料、1〜4時間は1時間ごとに100円、4時間を超えると500円という案内でした。開場時間は4〜10月が6:30〜20:00、11〜3月が8:00〜19:00とのことです。

カーナビには小戸大神宮そのものより「小戸公園」または「小戸公園駐車場」を入れたほうが分かりやすいと思います。神社は公園の中ほどにあるので、鳥居まで車で乗り付けることはできません。駐車したあとは公園内を歩いて向かう形になります。自分は方向を確認せずに歩き始めて少し遠回りしてしまったので、駐車場に着いたら案内板で神社の位置を確認してから歩き出すのがおすすめです。

福岡都市高速を使う場合は百道ランプから車で約10分です。公園自体が休日や桜の季節などBBQもできるため混雑しやすいので、神社だけが目的なら午前中の早い時間に行くのが無難だと思います。

周辺のおすすめスポット

小戸公園には小戸大神宮のほかに、北西側に小戸妙見神社もあります。両方参拝する場合はけっこう歩くことになるので、時間に余裕を持って行くのがいいと思います。境内・周辺には神功皇后ゆかりの「御膳立の磯」という、海中に配膳のように岩盤が並んだ場所もあるそうなので、次はそこまで足を延ばしてみたいです。

公園自体が海沿いの気持ちいいロケーションなので、参拝だけでなく散歩や休憩がてら訪れるのもありだと思います。

アクセスメモ

  • 所在地:福岡市西区小戸2丁目6(小戸公園内)
  • 駐車場:小戸公園駐車場を利用(有料・約195台。最初15分無料、以降1時間100円、4時間超500円)
  • アクセス:福岡都市高速・百道ランプから車で約10分。ナビは「小戸公園」を目的地に設定するのがおすすめ
  • 運転難易度:★★☆☆☆(駐車場は分かりやすいが、公園内を歩くため参拝には時間の余裕を)

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