【下関市】大歳神社の駐車場と所要時間は?|義経が必勝祈願した「勝負の神様」と長い石段

下関市

赤間神宮のあと、下関駅の方まで足を延ばして大歳神社にも寄ってきました。事前に「駐車場がない」と調べていたので、今回は素直に周辺のコインパーキングに車を停めて歩いていきました。着いてみたら、市街地の真ん中に突然現れる長い石段にちょっと驚きました。

源義経が壇ノ浦の戦いを前に必勝祈願をしたのが起源と伝わる神社で、「勝負の神様」として知られているそうです。石段を上りきるだけでもちょっとした達成感があって、ご利益がありそうな気がしてきます。

由緒・見どころ

1185年、壇ノ浦の戦いを前に源義経が彦島を望む有明山(大歳山・円山)で戦勝祈願をしたのが大歳神社の始まりとされています。小松を植え、篝火を焚いて二日二夜斎戒沐浴したという、かなり具体的な伝承が残っているのが面白いところです。義経はその後、桑の弓矢で平知盛率いる平家軍に矢文を射込み、壇ノ浦の戦いへ向かったと伝えられています。翌1186年、近隣の漁民4軒が義経の祈願を畏敬して神祠を祀ったのが創建だそうです。

「大歳神社」の扁額を掲げた鳥居。奥にまっすぐ延びる石段が見えます

この神社、源平合戦だけじゃなく幕末とも縁が深いのが特徴です。1863年、高杉晋作を中心に白石正一郎宅で奇兵隊が結成された際、その軍旗が大歳神社に奉納されたと伝えられています。現在の大鳥居も、白石正一郎が奉納したものだそうです。境内には幕末の「七卿落ち」に関連する画碑もあって、源平時代と幕末という下関の歴史の二つの転換点がこの一つの神社に重なっているのがすごいところだと思いました。

境内にある七卿落ちの画碑。幕末に京都から長州へ落ち延びた七卿の様子が刻まれています

義経をモチーフにした「勝守」という授与品もあるそうで、勝負事や試験、仕事で結果を出したい人にはぴったりの神社だと思います。

絶景ポイント

大歳神社の一番の見どころは、なんといっても大鳥居から一直線に続く長い石段「一二三のお祓い坂」です。下関駅近くの市街地にこんな急な石段があるとは思っていなかったので、遠くから見たときはちょっとした異世界感がありました。

市街地の中にまっすぐ延びる「一二三のお祓い坂」。ビルの合間に階段だけが浮かび上がって見えます

実際に石段を上りきると、115段(旧称:123坂)という表示があって、思っていたよりしっかり登った実感がありました。上りきった先の拝殿は奇兵隊ゆかりの丸文様の提灯が飾られていて、幕末の空気を感じられる場所でした。

石段を上りきった先の拝殿。「115段(旧:123坂 お祓い坂)」の表示もあります

駐車場・運転難易度

ここが一番重要な情報だと思うんですが、大歳神社には参拝者用の専用駐車場がありません。 るるぶや楽天トラベルの観光情報でも「駐車場なし」と明記されていて、実際に行ってみてもそれらしいスペースは見当たりませんでした。

神社前の通り。バスも走る市街地で、大鳥居のすぐ下まで車で乗り付けることはできません

なので車で行く場合は、神社周辺のコインパーキングか下関市営駐車場を使って、歩いて向かうのが前提になります。下関市営の細江町駐車場や赤間町駐車場などが選択肢になるそうで、普通車100円/30分、駐車場によって上限料金があるとのことでした。JR下関駅からも徒歩4〜7分ほどなので、駅前の駐車場に停めてもそこまで遠くありません。

中国自動車道・関門自動車道の下関ICからは約12分が目安です。ただ神社を直接ナビの目的地にすると駐車できずに困るので、最初から周辺駐車場を目的地に設定しておくのがスムーズだと思います。大鳥居をくぐった先は長い石段なので、歩きやすい靴で行くのもおすすめです。

周辺のおすすめスポット

大歳神社は赤間神宮・亀山八幡宮とあわせて回ると、下関の歴史を一本のストーリーとして楽しめます。義経の必勝祈願(大歳神社)→安徳天皇と平家物語(赤間神宮)→関の氏神とふく(亀山八幡宮)という感じで、それぞれ役割が違うので、3社セットの下関ドライブとして回るのがおすすめです。今回はこの3社をまとめて回りましたが、下関駅周辺は食事処も多いので、参拝の合間に一息つくのにもちょうどいい立地でした。

アクセスメモ

  • 所在地:山口県下関市竹崎町1丁目13-10
  • 駐車場:専用駐車場なし。周辺コインパーキングや下関市営駐車場(細江町・赤間町など)を利用
  • アクセス:中国自動車道・関門自動車道の下関ICから約12分。JR下関駅から徒歩約4〜7分
  • 石段:大鳥居から本殿まで長い石段(115段)。歩きやすい靴推奨
  • 運転難易度:★★★★☆(専用駐車場なしのため周辺駐車場の事前確認が必須)

コメント

タイトルとURLをコピーしました